こちらでは車内のリンサークリーニングについて解説します。サービス利用の参考になればと思います。
リンサークリーニングの日々
リンサークリーニングは、あまり知られていないサービスであろうと思います。ここでは車内のリンサークリーニングについて話したいと思います。
車内クリーニングと
リンサークリーニングの違いは
何ですか?
車内クリーニングは文字通り車内を清掃することですが、リンサークリーニングは車内クリーニングの一種です。
リンサークリーナーと言う洗浄機で車内を洗います。
お客様「これがリンサークリーナーですか?」
気田 「そうです。画像はホースがつながっていませんが車内を洗うことができます」
リンサークリーニングは
気になっていました
お客様「この機械はどんなときに使うのですか?」
気田 「カーシートクリーニングやカーペットクリーニングで使いますよ」
リンサークリーニングの日々
使い分け編
お客様「もうひとつリンサークリーナーがあるようですが?」
気田 「こちらもリンサークリーナーです」
お客様「何が違うのですか?」
気田 「こちらは嘔吐、血液、そそうなど特殊な洗浄でつかいます」
お客様「わざわざ違うリンサークリーナーを準備する理由はあるのですか?ネット上では区別しているところを見たことがありませんが・・・」
気田 「嘔吐などの処理をする洗浄機、日常の清掃をする洗浄機を使い分けています。いわゆるゾーニングです」
お客様「よく見たらゾーニングをしていない業者が多いように思います」
気田 「洗浄プログラムを組み立てる時、一番初めに問題点といしてあげたのはゾーニングでした」
お客様「使い分けてくれているから安心できます」
リンサークリーニングの日々
ニオイ編
ニオイがどこまで落とせるのかについては明確にお答えすることが難しい面もあります。
軽減されるというのが正しい表現です。
・ニオイの元をとりのぞく
・ニオイを取り除く
リンサークリーニングでは、この方法となります。次の場合はニオイ取りが困難になります。
・洗浄に向かない素材
・ニオイの元が付着してから時間がたっている
リンサークリーニングに
期待できること
ニオイの軽減が期待できます。多くの場合では不快なニオイが感じられなくなったと喜ばれています。
難しいニオイもある
香水は洗浄消臭の課題とも言えます。ひとつには洗浄自体が香料をカーシートの奥に押し込む形になりやすいからです。
そこで分解や吸着作業をしてからリンサークリーニングを行います。
有機溶剤などを使うことで比較的、早期にニオイが分解されますがカーシートに使う訳にはいきません。
そのため洗浄水やバイオを活用することになりますが、その分時間がかかるのです。
洗浄では8~9割がたのニオイを取り除くことができます。
その後はお客様の方でバイオ噴霧を数週間続けていただく方が現実的な対応だと思います。
香水は残念ながらその場で100%というわけにはいきません。
ニオイの元をとりのぞくことが
リンサークリーニングのメリット
とはいえ、ニオイの元をごっそり取り除くことはリンサークリーニングのメリットといえます。
リンサークリーニングの日々
汚れ編
お客様「汚れはどれくらい取れますか?」
気田 「全体的に明るくなりますし、シミは肉眼で感じにくいところまでキレイになっています。ただし時間のたった汚れや沈着、固着は落とせないこともあります」
お客様「例えば画像でシミを見ただけでとれるかわかりますか?」
気田 「ほとんどの場合はわからないと言った方が正しいです。洗浄してみてはじめてわかるからです」
カーシート洗浄のやり方は
あるのですか?
気田 「カーシート洗浄に、これと言った定型はないと思いますが、カーシート素材や汚れ特性に応じて洗浄法が決まってくることは他のクリーニングと同じです」
お客様「ステラ清掃化学ではどのような方法で洗浄するのですか?」
気田 「まずはホコリをできるだけ取り除きます。次に前処理剤を与えて吸引洗浄の準備をします。吸引洗浄では洗浄水を与えながら吸い取ります。終わりでは目立てをします」
お客様「これは一般的な方法と同じですか?」
気田 「はい、同じです。あとは保有する洗浄機器の性能が洗浄を左右します」
気田 「左から掃除機、床洗浄機デュープレックス、特殊清掃用パックインリンサー、温水リンサークリーナーです。もっとも掃除機は画像に限らず強力な物を使います」
お客様「こんなにあるのですね。よくあるポリッシャーは使わないのですか?」
気田 「ポリッシャーも保有していますが当店では上記の洗浄機でカーペット洗浄をします。現場の状況に合わせて使い分けています」